年長組は、グループに分かれておはなし作りに取り組んできました。
おはなしの見せ方、伝え方(方法)を考え、登場人物や場面、おはなしの流れも全てオリジナルです。

「どうする?」「~はどう?」とすぐに提案し合って決まっていくグループもあれば、それぞれの思いがあり一つに決めていくことが難しくなかなか進む方向が決まらないこともありました。
各グループでイメージをしっかりと共有して進められるように絵や文字で設計図を書いたり、どんな物が必要か、何で作るのかも考えたりしました。


道具が出来上がってくると、次はおはなしを通していきます。誰がどんな言葉を言うのか決めたり、どのようにするとお客さんに見えやすいかを考えたりしながら、どんどん子どもたちで進めていました。
おうちの人にみてもらうお話し会までに、クラスで互いに見せ合いアドバイスをし合いました。

「聞こえにくかったから、もっと大きな声で言うといいよ。」「見えにくかったから・・・」とお互いに更に工夫できそうなところの気付きを伝え合い、翌日にはその部分をどのように変えていこうか、各グループで考えており、友達にもらった意見が生かされていました。
参観日の前日にはうさぎ組さんを招待しました。
「うさぎ組は23人いるから・・・」と数を数えてイスを並べたり、招待状を描いたり、会の準備も子どもたちで進めていました。

自分のグループがおもしろかった!と言ってもらえるととても喜んでいました。
終わった後は、ゲストの方に催し物できていただいたときのように、ハイタッチでお見送り☆

そして、わくわく感いっぱいで迎えた参観日。

たくさんのお客さんを前に、ドキドキしていた様子も見られましたが、一人一人が自分の役目を果たそうと一生懸命取り組む姿が堂々としておりとても素敵でした。

たくさんの拍手や、嬉しい言葉をかけてもらい、笑顔いっぱいの子どもたち。達成感に満ちていましたね。

お話し会の後は、親子で作品を見て回りました。
どんな物を使って作ったのか、どんな気持ちで作ったのか、子どもたちがおうちの人に紹介していたり、それぞれの作品を認めて下さるおうちの人の声とで賑やかな時間になりました。

製作したオリジナル絵本を子どもたちがおうちの人に読み聞かせもしました。

親子で温かい時間を過ごせた一日になったことと思います。